捗る自炊アイテム・そうでもない自炊アイテム

外出自粛が叫ばれるようになって久しい。

 

多くのご家庭で、自炊頻度が増えているのではないだろうか。

 

本稿では、我が家のクオリティ・オブ・自炊(QOJ)をあげているアイテム/あげると思って買ったけど言うほどあげなかったアイテムを紹介する。

 

これは言うまでもないことだが、

僅かな手順を省くだけで/僅かな調味料の配分の差で完成度が大きく変化する自炊は脳に良い。

 

まだ自炊エンジョイ勢な方が、自炊という名の宇宙に旅立つチケットになれば幸いだ。

 

全然関係ないけどこれは「宇宙での食事」をテーマにしたSF

 

第一章のタイトルが「無料のB定食はない」で、

組み合わせ最適化まわりに詳しい人はビビっときちゃうかもしれない。

 

 

これは私が大ファンな  「小川一水」先生の短編集。

フリーランチの時代があってもいいじゃないか。

 

 

「時砂の王」の外伝が含まれるので、未読の方は「時砂の王」も是非。 

時間を遡る「人類 vs 人類の敵」の戦いの最後の舞台は、邪馬台国

 

 

 本題に戻り、自炊アイテム選びの話をしよう。

 

富士通に勤めていた時代、映画の評価が甘すぎて「君のレビューは信用ならない」と部長に言われたことがある。

 

しかし、普段使う道具に対するレビューにおいては違う。

 

選ぶタイミングでは「モノ系雑誌」を読みまくるし、

 

 

一度「良い」と評価したものに対する評価は簡単に悪い方に覆る。

このブログにおいて、甘い評価は一切ないことを約束する。

 

買って捗ったものたち

ワークテーブル

ワークテーブル(シナモ12078WH)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販 https://www.nitori-net.jp/ec/product/4030392s/

 

我が家のキッチンは対面式ではないため、正直言ってめちゃめちゃ狭い。

同じ状況の方は、まずはワークテーブルを買って調理スペースを確保すると良いだろう。

 

PCを買うときはまずメモリを最大まであげるでしょう?

 

収納スペースにはこのくらいのバスケットがぴったり。

家庭の事情にあわせて保存食やら調味料やらを格納すると捗る。 

 

 

良い炊飯器

ここ1年ほどで知ったことなのだが、実家の米の銘柄がわからない人類がいるらしい。

 

このアイテムは実家の米がコシヒカリ系なのかあきたこまち系なのかくらいは気になる人向けなのだが、

気になる人の生活の質と体重を間違いなく上げてくれるアイテムだ。

 

 

炊飯器は大きく分けると「IH炊飯器」と「圧力IH炊飯器」があり、その間で大きな味の違いがある。

 

この製品は美味しく炊き上がる「圧力IH炊飯器」側で、さらに釜の熱伝導率が非常に高いものになっている。

誇張抜きで、水道から出したお湯を少しかけるだけで釜が熱を持つ。

そんな釜ではじめチョロチョロ中パッパしたらそりゃ美味しくなるってもんです。

 

しかもこの炊飯器は蒸気が全然でない。気になるよね炊飯器の蒸気。

 

この炊飯器を買うデメリットを無理やり挙げるならば、

旅館で食べる白米の感動が少し薄くなる点だろうか。

毎日食べる白米が、旅館レベルで美味しくなってしまうのだ。

 

良い包丁

通称「きまぐれクック包丁」

 

 

きまぐれクックという、料理系の大人気Youtube チャンネルが存在している。

 

チャンネル登録者数300万人を超す大人気チャンネルの主が使っていた包丁で、

使い始めたころは注文が殺到しどこに行っても買えなかった一品だ。

 

この包丁を使い始めるまでは京セラのセラミック包丁を使っていた。

 

 

セラミック包丁を買った際も適当に買った包丁との切れ味の差に驚き嬉々として台所に立っていたものだが、

ふるさと納税返礼品の冷凍鶏肉を切っている際にカケてしまった。

 

カケてなければこの場で紹介していたのはセラミック包丁だったのだが、

 スミカマと比べてしまったらもう紹介することは不可能だ。

 

スミカマの切れ味は完全に異次元で、「切った」というよりも「元からあった切り口に包丁が吸われている」感触に近い。

熟れたトマトだって薄く切れちゃうんだぜ。

 

素材も強度のあるチタンなので、ニンニクを潰す際にビビる必要はない。

包丁はスミカマ。

 

キッチンペーパーホルダー

 

キッチンの構造によっては、ご家庭によくあるキッチンペーパーホルダーが付けられないことがある。

 

これはマグネットなので冷蔵庫に取り付けることができ、

しかもスパイスを置けたりオタマなんかをぶら下げることができたりする。

 

大きな冷蔵庫

 妻と同棲したての頃は、一人暮らし用の冷蔵庫しか自宅になかった。

 

2人分の食糧を格納するには小さかったので、冷蔵庫を新調した。

 

 

 この冷蔵庫の目玉機能は2つ

  1. 切れちゃう瞬冷凍:包丁で切れる冷凍肉が作れる
  2. 朝どれ野菜室:野菜が長持ちする(これは体感できるくらいの差)

 

ブリタの浄水器

妻と出会うまで水を飲む習慣が私にはなかったのだが、

水を飲むようになってから水道水の匂いが気になるようになってしまった。

 

料理にもお茶にも、この水を使っている。おいC。

 

 

ガラスのボウル

見た目が良いので、このまま食卓に出せる。

 

トマトとモッツアレラチーズとタコを入れたところに塩オリーブオイルレモン汁をかけたサラダがこのボウルのまま我が家の食卓にのぼる。

 

耐熱なところが便利で、レンジもOKお湯もOKである。

 

 

電気圧力鍋

我が家ではほとんどカレー専用機なのだが、 調理時間の短縮に非常に役立っている。

 

なんせ、具を切ってスイッチを押せば野菜ができるのだ。

便利にきまっている。

 

 

メーカーによっては作りが非常に安っぽく、内蓋をつけ忘れても動作してそのまま温度ヒューズが切れたりするので注意が必要だ。

少しでも内蓋がズレた形で付いていることを理由に調理が止まったり、付いていなくても動作したりする。

 

上で紹介した炊飯器は内蓋を忘れていると閉まらない仕様になっている。

これが家電の正しい姿だと思う。

 

ミル付き調味料

特に胡椒は使うたびに挽いた方が良い 

 

 

絹醤油

酸化しないボトルの醤油は本当に酸化しないので、まだ使ったことがないなら使ってみるべき。

ヤマサの絹醤油はその中でも香りが高い。

 

 

チューブ味噌 & 乾燥味噌汁の具

これらを使うと、スプーンすら汚さずに味噌汁を作ることができる。

お湯は電気ケトルなどを使うと良い。 

 

 

 

これから買おうとしているものたち(多分捗るものたち)

 この項目は未検証のものを含んでいる。要注意だ。

 

ウォーターオーブンレンジ

 

オーブンレンジのお化けで、高温の蒸気での調理が可能な代物である。

 

この家電自体は2万円を切る価格帯から存在するが、買うならコレであり、目下いちばん欲しい家電もコレである。

 

ヘルシオの目玉機能は「まかせて調理」機能および「メニュー提案」機能の2つである。

 

レンジに突っ込んだ材料の温度(常温、冷凍、冷蔵)を気にせず、まとめて(しかも、いい感じに)調理できるのが主な購買理由で、冷凍シャケと野菜を突っ込めば食べられる料理にしてくれるのだこの家電は。

 

そのうえヘルシオで可能な調理の幅も広く、

カレーや揚げ物(ノンフライヤー的テンションのもの)まで作れるらしい。

 

「レンジとして利用した際に加熱ムラがある」という話や、

「レンジとして買うと使いきれない」という話もあるが料理をサボれるなら多少はね?

 

電気圧力鍋よりも洗い物が出ない自動調理家電、という点に特に期待している)

 

食洗器

 

はやく ほしい

 

これと取っ手が取れるフライパンの組み合わせは無敵らしい。

温水が出るタイプとそれ以外の壁が大きいらしいぜ。

 

思ったより捗らなかったものたち

フードプロセッサー

モノ自体はコンパクトかつパワフルで良いのだが、

洗うのが手間で使わなくなってしまった。

 

ノンフライヤー

 冷凍から揚げをサクサクにしてくれるだけの機械。

洗うのが手間で使わなくなってしまった。

 

過去最悪の調理アイテム

すり切り1合になっていない米計量カップ

すり切りで1.2合ほど米が掬えてしまうらしく、

このカップにかえてから(気付かず)数回パッサパサのお米を食べることになった。

 

そんなことある?アリかナシかで言ったらナシじゃない?

米計量カップとしてそのデザインは「あり得る」ものだったのか?

 

まとめ?

  • 失敗することもあるけど、調理家電/調味料探索は楽しい
  • これからも続ける
  • 良いものが見つかったらブログ書くね